「簡単に習慣化できてしまうからこそ、絵の練習が形骸化する」
というのは漫画家の友人であるきのさんの悩みだ。

・何故この練習をしているのか?
・何が目的なのか?

と問いかけないと最初の目的を置いてけぼりにして
形だけの練習をしてしまうそう。

簡単に習慣化できるなんて羨ましいなーと思いつつ、
かくいう私もそういう体験があった。
もっとキャラクターを自由に、上手に描きたくて
人体解剖図の本を何年も模写し続けているのに、
いざ一人で描きたいものを描こうとすると描けない。
「描きたいもの」という目的があって
初めて模写の訓練が技術として積み上がるのに、
模写自体が目的になって形骸化してしまったのだ。
形骸化してるから技術として積み上がらず、
その事実で絵を描く気を無くす。
地獄のループ!!!!



とてもお世話になっている人から
「悩みと理想のゴールの間に商品がある」という話を聞いた。
例えば、
【自分の理想から外れた体型をしている】という悩みがあって、
【理想の体型を手に入れて輝いている自分】というゴールがある。
それをつなげるのがライザップのような商品。

【硬いポーズしか描けない】という悩みがあって、
【躍動感溢れる活き活きとした絵】というゴールのために
人体の練習をする。

当たり前だけど、
ちゃんと自分の頭で考えた理想のゴールを分かっている状態で
練習すれば理想のゴールに辿り着ける。

という訳で、最近は困った時に人体解剖図の本を開くようにしている。
「描きたいもの」という目的に向かうための手段として解剖図を使う、に順序を変更した。
これはジェスチャードローイングクラスで絵を教えてもらっている
唯先生から教えてもらった方法(今度ちゃんと書く)。

絵に限らないけど、
自分の目的と何故を意識し続けている時は
練習や訓練が形骸化せずに
ちゃんと積みあがっていくよなーという話でした。