レジリエンスとは心の弾力性のこと。

何か嫌な事があった時に
ガラスのハートでは粉々に砕け散ってしまうが、
弾力性があれば元の形に戻ることができる。
教えてくれたのは精神科の先生で私の元主治医。
元気になってだいぶだつが今でもお付き合いがある。

先月は久々の再会だった事もあってここ1年ほどの近況報告をした。
中でも一番大きな変化は人間関係だ。
好奇心の赴くままに色んな場所に飛び込んだ結果、
今は年齢も職業も全くバラバラの友人がたくさんできて
充実した日々を送っている。
普通に生きていたらつながる事が無かった人たち、
それが家族や会社以外の【繋がっている必然性のない関係】だ。
自分から遠いぶん、
新しい思考や知識をもたらしてくれて好奇心が刺激される。
そもそも繋がりを作るかどうか自分で判断できるのも
家族や会社などの選べない人間関係との大きな違い。

私たちは他者との比較によって自分が何者かを認識する。
上司や家族から「お前はダメだ」と言われたら、
せまい座標軸の中でそう自分を認識してしまうかもしれない。
そこで繋がっている必然性のない人から「あなたってすごいよね」と
言われたら、「そんな視点があるんだ」とハッとする。
その人が遠いぶんだけ広がった座標軸は自分を俯瞰させてくれる。
そんな人が増えれば増えるほど座標軸は広がり、視野も広くなる。
ペットボトルのキャップに垂らされた墨汁は一滴でも水を黒く濁らせるが、
プールに墨汁一滴では垂らされた事にすら気づかない。

好奇心で繋がった人たちと遊んだり、
プロジェクトを成し遂げたり、新しい事を教わったりするうち、
精神を病むほどの経験がたまに思い出す程度の思い出になってしまった。
必然性のない関係の人たちと好奇心を満たしていたら
勝手に弾力性がついて元の形に戻ってしまったようだ。

時間が解決する類の問題も、
必然性のない人と繋がって好奇心を刺激する事で
その時間が早まるのかもしれない。

尊敬できて一緒にいると楽しくて好奇心を刺激してくれる人と
たくさん出会って座標軸をどんどん大きくしていくやで~