とにかく最近【好奇心】というキーワードが耳に入ってくる。

私は情報の並列化の果てに、個を取り戻すための、ひとつの可能性を見つけたわ。
好奇心、多分ね。
これはかの有名な草薙素子少佐の言葉である(分からない人は攻殻機動隊SACをみよう!)。
他人や環境関係なく、自分が本当に面白いと感じた事を無視しない事、
好奇心が自分を取り戻させてくれるのだと感じた。
過去記事:必然性のない関係と好奇心がレジリエンスを高めるかもしれない話

その好奇心を育てる方法としてスケッチの威力に気づいたのが、
栗田唯先生の授業の【カフェスケッチ】という課題。
参考リンク:唯先生によるカフェスケッチの説明

ざっくり言うと
自分が見た「素敵だな」「面白いな」と思った人を描く。
たったこれだけ。

でもそれだけの事が凄くて、
課題をやるぞ!と決めた瞬間から世の中がいつもと違って見え始めたのだ。
ただ歩いてるだけのサラリーマン、犬を散歩してる人、
今まで興味なんてなかったのにめちゃくちゃ面白く感じる。描きたくなる。
それは何気ない仕草だったり、荷物の持ち方だったり、持ち物だったり…
この人は大荷物だけど出先なのかな?どんな仕事をしてるんだろう?
普段は目にも入らない些細な事に、実はストーリーが隠されていた事に気付く。
SNSを始めると自然とネタを探し始める現象。
カメラを買うと自然と被写体を探し始める現象。
カレーが食べたい時にやたらカレーの情報が目に飛び込んでくる現象。
あれと同じ事が起こり始める。
その効果はすごくて、
電車の移動時間も「まだ目的地に着かないでくれ~」と思ったり
カフェスケッチをするために外に出たくなったり。

【街でみた人を描く】だけのことが、
興味なんてどうやって持てばいいのか分からなかった、
見ず知らずの他人への好奇心を刺激しはじめるという変化をもたらしたのだ。

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リュックに顎を乗せてスマホをいじってるの、
めっちゃおもしろい!!と思って描かずにはいられなかった。
机やイスの雑多な感じもおもしろい。
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座ってるだけ、
でもコップを持ってる手、背中、ズボンのだぼだぼ感がおもしろかった。

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めちゃくちゃラフだけど、自分の感じたおもしろポイントが
(このスケッチで言うと立ち方、首~肩のライン、傘)描き記せたらそれでOK!
私の他のスケッチはこちら

上手く描こうとか、写実的に描こうとか、思う必要がない。
だって目的は「好奇心を育てる」事だから。
メモや日記に近い感覚かもしれない。

注意点としては、
・ジロジロと見ない事
・相手を素材として見ない、尊敬をもってアイディアをもらうという意識
・正確に描くのではなく、自分が面白いと思った印象や気持ちを描く こと!

例え描かずに帰っても、
紙と鉛筆を持っておもしろポイントを探すぞ!という意識で
外に出かけるだけで世の中が面白く見えるのでおススメ。
明日早速試してみませんか?